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Mon, Apr. 20th, 2020, 04:20 am

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Tue, Nov. 17th, 2009, 01:52 am

「目を閉じた暗闇は、雲に覆われた空に似ていたが、それよりはもう少しグレイが濃かった。そして何分か置きに誰かがやってきて、それを少し違った感触のグレイに塗りかえていった。金の混じったグレイや、そこに緑を加えたグレイや、赤の目立つグレイに。そんなにたくさんのグレイが存在することに僕は感心した。人間というのは不思議なものだな、と僕は思った。十分かそこらじっと目を閉じているだけで、こんなにたくさんの種類のグレイを見ることができるのだ。」ー泥棒かささぎ編11

Thu, Sep. 10th, 2009, 03:03 am

友達は骨を拾ってくれないらしい。

なるほど、火葬場に着いてゆく友人ってそう言えば聞いたことないね。(抗鬱剤を一錠)
返事を返す前に、だからあなたも新しい家族を作る時なのよ、そう云われる。

終電で別れたはずの友人が「もうすぐ自分ちに着きそうなんだけど、今からタクシーに乗って(そっち)行っていい?」今夜はどうしても帰りたくないのってメロドラマみたいな言葉が酔いの道を、ふらりふらりとやってくる。一通り胃の中にあるものを全て出し切った後、ベッドに横たわり、この人はなんでここにいるんだろうと考える間もなく朝が来て「あと一年したら倉庫を借りて一緒に住まない?」なんて言ってくれる。

他人に影響されるひとは右脳の働きがよくないからだとどこかの誰かが言っていた。
友達は骨を拾ってくれないのが世の中に存在する慣習なのだとしたら、今ここで感じているものをどうやって説明したらいいものか。矛盾に対して鳥肌が立つ。

Wed, Aug. 12th, 2009, 12:52 pm

おばあちゃん、おじいちゃん、おとうさん、今から帰りますね

Tue, Jul. 14th, 2009, 11:29 pm

日本人同性愛者の外国での同性結婚が可能に

同性愛とか、異性愛とか、どうも小さな枠組みのような、最近はどうでもいい気もしないでもないが、これ知りませんで、ビックリ。
要するに今回の変更によって、これまで不可能だった(!)「日本人と、オランダ・カナダ・スペイン・ベルギー・南アフリカ間での同性国際結婚が(現地で)できてしまう」のだから、これは大きな進展だと思います。
アメリカでは連邦レベルの法律が制定されない限りカリフォルニアが同性愛結婚合法になろうがなるまいが結婚ビザはでない状況ですが、日本の法務省の一歩に公平な社会への再構築を期待せずにはいられない。

ちなみに先日観た在日韓国人に関してのその映画の中で、「不平等の根源は差別する人・されるひとにあるのではなく、責任はその社会構造にある。だから真の差別解消を目指すためには法律の変更から」という発言を聞いた。存在する一連の差別に対して個人的な最近のスタンス、どうでもいいと思う要因は主に「何も悪いことしてないなら、堂々としてればいいじゃない。差別するならそれはその人たちの問題」という気持ちがあったからなのだけれど、精神的にどうでもいいと構えることは、実際には何の進歩もないのではないか、自分が思っているより世界はまだまだ努力が必要であり、少なからず今ある勝利の裏には並々ならぬ先人の汗と涙、つまり反逆の行動があったからこそなのかも、とこゝろの中で同時にいろんなことを呟き、ストレートの読者へなにか伝えられるものはないかしらと思ってみたり。

Sun, Jul. 12th, 2009, 12:46 am

「バランがブックマークになりうるか

使われ方は違うのに、むしろそのものらしい。

異なる2つのものを足してひとつのものを作る。
すでに存在しているはずの「共有感覚」を探し当て、その輪郭を書き出す。
使われ方は違うのに、もともとそうだったかのような違和感。」

Sun, Jul. 12th, 2009, 12:30 am

朝の有楽町線では目を覆い、耳を塞ぎ、呼吸を止めたくなるものばかり。そして疑いもなく、自らもその風景の一部として大砂漠を形成している。

Wed, May. 13th, 2009, 01:18 am

色々なこゝろの動揺と高揚がアルコールの力によって支配され、気がついたら部屋で気絶していました。気絶という言葉が正しい。ベットのとなりにはコーン混じりのゲロがまき散らされたまま。

Thu, Apr. 30th, 2009, 12:10 pm

(Monk Saigyo 1118-1190)

風になびく富士のけぶりの空に消えて行方もしらぬわが心かな

Tue, Jan. 27th, 2009, 01:08 am

10月の終わりに故郷の家を飛び出し夜行バスに乗ったまま、物語の中身がまだ続いているのだとしたら、それから先の人生はどうなるのだろうかと思い耽ることはよくある。
そのくらいにここ数ヶ月の心境の変化は血みどろまじりの激しいものであったといえる。

家々は悲しみと当惑と混乱に満ち、不在、不毛、嘆き、欠乏、別離が地に溢れて、いつも空腹で、危険で恋をしていて。

Mon, Dec. 1st, 2008, 11:23 pm

1ヶ月前に入社して既に遅刻2回という図太いアメリカ気触れの巨乳で通しているのだけれど、わりと自分が繊細で寂しがりやな人間だということは最近気がついています。

Sat, Nov. 29th, 2008, 06:21 pm
待つ

「省線のその小さい駅に、私は毎日、人をお迎えにまいります。誰とも、わからぬ人を迎えに。

 市場で買い物をして、その帰りには、かならず駅に立ち寄って駅の冷いベンチに腰をおろし、買い物籠を膝に乗せ、ぼんやり改札口を見ているのです。上り下りの電車がホームに到着するごとに、たくさんの人が電車の戸口から吐き出され、どやどや改札口にやって来て、一様に怒っているような顔をして、パスを出したり、切符を手渡したり、それから、そそくさと脇目も振らず歩いて、私の坐っているベンチの前を通り駅前の広場に出て、そうして思い思いの方向に散って行く。私は、ぼんやり坐っています。誰か、ひとり、笑って私に声を掛ける。おお、こわい。ああ、困る。胸が、どきどきする。考えただけでも、背中に冷水をかけられたように、ぞっとして、息(いき)がつまる。けれども私は、やっぱり誰かを待っているのです。いったい私は、毎日ここに坐って、誰を待っているのでしょう。どんな人を? いいえ、私の待っているものは、人間でないかも知れない。私は、人間をきらいです。いいえ、こわいのです。人と顔を合せて、お変りありませんか、寒くなりました、などと言いたくもない挨拶を、いい加減に言っていると、なんだか、自分ほどの嘘つきが世界中にいないような苦しい気持になって、死にたくなります。そうしてまた、相手の人も、むやみに私を警戒して、当らずさわらずのお世辞やら、もったいぶった嘘の感想などを述べて、私はそれを聞いて、相手の人のけちな用心深さが悲しく、いよいよ世の中がいやでいやでたまらなくなります。世の中の人というものは、お互い、こわばった挨拶をして、用心して、そうしてお互いに疲れて、一生を送るものなのでしょうか。私は、人に逢うのが、いやなのです。だから私は、よほどの事でもない限り、私のほうからお友達の所へ遊びに行く事などは致しませんでした。家にいて、母と二人きりで黙って縫物をしていると、一ばん楽(らく)な気持でした。けれども、いよいよ大戦争がはじまって、周囲がひどく緊張してまいりましてからは、私だけが家で毎日ぼんやりしているのが大変わるい事のような気がして来て、何だか不安で、ちっとも落ちつかなくなりました。身を粉にして働いて、直接に、お役に立ちたい気持なのです。私は、私の今までの生活に、自信を失ってしまったのです。

 家に黙って坐って居られない思いで、けれども、外に出てみたところで、私には行くところが、どこにもありません。買い物をして、その帰りには、駅に立ち寄って、ぼんやり駅の冷いベンチに腰かけているのです。どなたか、ひょいと現われたら! という期待と、ああ、現われたら困る、どうしようという恐怖と、でも現われた時には仕方が無い、その人に私のいのちを差し上げよう、私の運がその時きまってしまうのだというような、あきらめに似た覚悟と、その他さまざまのけしからぬ空想などが、異様にからみ合って、胸が一ぱいになり窒息するほどくるしくなります。生きているのか、死んでいるのか、わからぬような、白昼の夢を見ているような、なんだか頼りない気持になって、駅前の、人の往来の有様も、望遠鏡を逆に覗いたみたいに、小さく遠く思われて、世界がシンとなってしまうのです。ああ、私はいったい、何を待っているのでしょう。ひょっとしたら、私は大変みだらな女なのかも知れない。大戦争がはじまって、何だか不安で、身を粉にして働いて、お役に立ちたいというのは嘘で、本当は、そんな立派そうな口実を設けて、自身の軽はずみな空想を実現しようと、何かしら、よい機会をねらっているのかも知れない。ここに、こうして坐って、ぼんやりした顔をしているけれども、胸の中では、不埒(ふらち)な計画がちろちろ燃えているような気もする。

 いったい、私は、誰を待っているのだろう。はっきりした形のものは何もない。ただ、もやもやしている。けれども、私は待っている。大戦争がはじまってからは、毎日、毎日、お買い物の帰りには駅に立ち寄り、この冷いベンチに腰をかけて、待っている。誰か、ひとり、笑って私に声を掛ける。おお、こわい。ああ、困る。私の待っているのは、あなたでない。それではいったい、私は誰を待っているのだろう。旦那さま。ちがう。恋人。ちがいます。お友達。いやだ。お金。まさか。亡霊。おお、いやだ。

 もっとなごやかな、ぱっと明るい、素晴らしいもの。なんだか、わからない。たとえば、春のようなもの。いや、ちがう。青葉。五月。麦畑を流れる清水。やっぱり、ちがう。ああ、けれども私は待っているのです。胸を躍(おど)らせて待っているのだ。眼の前を、ぞろぞろ人が通って行く。あれでもない、これでもない。私は買い物籠をかかえて、こまかく震えながら一心に一心に待っているのだ。私を忘れないで下さいませ。毎日、毎日、駅へお迎えに行っては、むなしく家へ帰って来る二十(はたち)の娘を笑わずに、どうか覚えて置いて下さいませ。その小さい駅の名は、わざとお教え申しません。お教えせずとも、あなたは、いつか私を見掛ける。」

—太宰治

Sun, Nov. 16th, 2008, 05:57 pm

この国のひとたちには怠惰の肥満児と呼ばれますけれど、 わりと異論もない程に受け入れられる夜ですから、その余裕につけこんで、少しライフをアップデートしてみてもいいかなって思ったわけです。

泣きながらカリフォルニアを去ってからの一ヶ月は残像ばかりが頭の中を独占し、あの夏を想い、人々を想い、これからの冬を想い、卑屈になりかけ、これから先はどちらへ向かってゆけばいいのだろうと悩ましさばかりが溢れていたが、2ヶ月経った頃には、家と仕事も見つかり、現実に矯正されながら、私は今、居るべき場所にあるべき状態で存在しているのだと思えることができるようになった。どちらかといえば順序が逆であることばかりな気もするが、大体において終わり良ければそれでよしというそれがあるように、私の中の心象風景も少しずつ変化をみせる。

時間が経つのが早いと感じているので、なるたけ日々の記帳を残してゆきたいとは思っているのですが、如何せん平日は帰宅したらもう寝てしまい気分ですし、金曜の夜から月曜日の朝までも瞬間的に去ってゆく、恐ろしく。

Mon, Sep. 29th, 2008, 11:12 am

私は過去と未来を行ったり来たりしていて、故にヤードボーイ如く「いまという瞬間の有する単純明快さと醍醐味からつき離されてしまっている」。

ふと、思う。これもまたいずれは断片となり、記憶の彼方へ溶けてゆく、ただ一過性の情緒不安定を味わっているだけなのだろうか?

Sat, Sep. 13th, 2008, 07:20 am

友人に勧められて読みはじめているジョイ・ウィリアムズ、微妙な部分を目に見えるかたちにするのが上手な作家だと思う。日本語訳がどうしても読みたくって、田舎の小さい図書館で探したら一つだけあった。
ウィスキーとワインを持ち込んで揺られた10時間の列車の中で、私は自分が犯してしまった愚かさに後悔して、涙が止まらなくなっていた。酔っぱらうとどうしても溢れてしまう。「説明してよ」なんて傍から言われたりして。

人生はなんと一方的でおしつけがましいものであろうか?

Thu, Aug. 7th, 2008, 12:52 pm

自分が集中できない原因を誰かのせいにするのは簡単で、白昼考える。これまでの人生何だったのかと。そしてこれからどうなるか見当もつかず、ただ風に舞いたいと思うのだけれど、わたしったら重過ぎて。

Fri, Jul. 18th, 2008, 02:07 am

尋常ではない夜があるとしたらそれはどんな時か。
ふるさとからその連絡を受け取ったあと、酒を仰ぐ気分じゃなくなったから約束を断って己は部屋に籠り、早いところこの課題をやっつけちまわないとって言い聞かせた。まだ消えない。煙草に火をつける。まだ消えない。
弔いをするべきだと思った。

Wed, Jul. 9th, 2008, 01:15 pm

ほんと、もう、何ヶ月もおなってないんですけど、なんだかそれってすごくアタマに悪そうで、おなろうとしてみるんですけど、だめなんです。あたしは知的な人々に惹かれるし、知的な生き方にも憧れるけれど、きっと知的に振る舞ってみるには、日々の交流を全て断絶して山に籠り念仏を唱えるぐらいが適度に良い、でもおれはおれで時間の経過を怖いくらいに気にしているから、やめられへん。

Mon, Jun. 30th, 2008, 11:19 am

あんたの口がキムチくさいから、ふらふらして、ただ其処にある幸福というものを謳歌していたら、消えた財布。
それは深夜2時5分前に4ブロック先におつかいに出て、ぺろぺろアイスを舐めながら、くねくね道を歩いている間に起こった。

Mon, Jun. 23rd, 2008, 03:39 pm

マリファナばっかり吸ってたらバカになると言いましても元々立派な頭も持ち合わせておりません、ニホンに戻ったらリターンアドレスなしで4キロ送ってあげる、友達は成功したんだよって言ってくれた。ですから私はお礼にいちじくの葉をお送りしようと思いました。

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